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犬を飼うということ

私は昔から犬が好きで、散歩をしている犬を見かけるといつも近寄って触らせてもらったりしていました。

犬を飼えばきっと楽しいことがたくさんありますよね。逆にきちんとしなければいけないことも少なくありません。そういうことを考えた上で、犬を購入しましょう。

まず、飼い主が自分だけなら問題ありませんが、他にも家族がいる場合は、その家族の中に犬が嫌いな人がいたり、犬を甘やかしてしまいそうな人はいませんか?犬は、犬自身が生活する環境の中で性格が形成されていきます。犬はよく人間を観察しているので、周りに犬嫌いな人がいるとストレスを感じてしまい、甘やかす人がいるとわがままに育ってしまいます。

家族構成で、飼う犬も変わってきます。噛みぐせのある犬種は、小さな子供がいる家には不向きですし、一人暮らしの家には寂しがりやの犬種は向きません。高齢者には活発で運動量がある犬種は無理があるでしょう。飼い主も一緒にスポーツを楽しみたい、家をガードしてくれる犬が欲しいなど、家族のライフスタイルにあった犬を飼うことが、犬との楽しい生活の第一歩になります。

次に、ちゃんと犬の世話ができるかを考えましょう。犬を飼うということは、人間の子どもを1人育てるのと同じです。栄養バランスの良い食事を与え、きちんと躾もしなければなりません。躾をすることで、犬との生活が楽しくなるでしょう。また、犬には毎日朝夕2回外に散歩に連れて行ってあげることが大切です。犬は、運動不足の不満から知らない人に噛みついてしまうことがあります。そうならないように散歩に連れて行ってあげ、運動させたり日光浴をさせて運動不足を解消させてあげましょう。

また、犬を飼うにはいろいろとお金がかかります。最初に買うときにお金がかかりますし、市区町村へ「犬の登録料」を支払なければなりません。その後、動物病院でフィラリアの予防薬を飲ませたり、伝染病を予防する混合ワクチン、毎年する狂犬病の予防接種などをする必要があります。さらに年をとるとだんだん動物病院にお世話になることも多くなります。

中でもやはり食費が1番かかってしまうでしょう。よく人間の食べ残しを犬に与えたりしていますが、犬の健康面を考えるとそれは止めた方がいいでしょう。ドッグフードを与えるのが1番栄養バランスが良く、犬に合っているんですが、大型犬になると食事の量が増えるため、食費がかさんでしまいます。そうした出費をあらかじめ考えて、犬を飼い始めましょう。