“シュナウザー”とは、ドイツ語で“口ひげ”の意味。ミニチュア・シュナウザーは、成長につれて眉毛とヒゲが伸び、のんびりとしたおじいさんのような顔になるのがチャームポイントだ。
全身は針金状の毛でおおわれ、正方形に近い体型をしている。誰にでも近寄って行って愛嬌をふりまくほどに、人懐っこく活発な性格をしている。その代わり、一人ぼっちになると体調を崩したり、攻撃的になったりすることがある。ムダ吠えや咬みグセも多い方だ。
自立心が強いため、犬がリーダーにならないように根気強くしつけることがポイント。小さい子どもがいる家庭でどうしても飼いたい場合は、子犬のうちからしっかりとしつけて、咬みグセを減らすこと。
小ぶりな頭に冠のような飾り毛を持ち、長く垂れた耳や、すらっとした首と脚が注目を集める。そんなアフガン・ハウンドは、目立ちたい人におすすめの犬だ。
優美な被毛が魅力のこの犬は、気位が高く自立心も強いため、しつけがやや難しい。また、他人にはそっけなくふるまう一方で、飼い主に対しては情愛が深く、ひとりにされると元気が無くなってしまうような、さびしがりやな一面もある。不審な物音や動きに敏感なため、番犬としても優れている。
自立心が強いということは、服従性が低いということでもあるため、悪いことをしたときには、毅然とした態度で接する必要がある。ただし、感受性が強いので、強く叱るのは控えめに。また、美しい被毛は念入りに手入れをしよう。