陽気で人懐っこく、はしゃぐのが大好き。そして、運動能力も高いのがキャバリアだ。
飼い主について回り、家族にもやさしく、子どもの相手も喜んでしてくれるキャバリアは、ムダ吠えや咬むことも少なく、初めて飼う人にもしつけのしやすい犬だ。その反面、誰にでもなつくほどに警戒心が薄い点は注意が必要。小型犬の中では運動能力が高いため、飼い主と一緒にボール遊びやドッグスポーツを楽しむことができる。
キャバリアは、飼い主の言葉や態度を良く理解するため、しつけをするときに強く叱ったり、体罰を与えたりするのはNG。おやつを効果的に使って、褒めながらしつけるのがコツ。旺盛な食欲にも気配りが必要だ。
ボストン・テリアは、テリアの活発さとブルドッグの落ち着きを兼ね備えた、数少ないアメリカ原産の犬だ。タキシードを着こんだような、黒地に白のまだらの毛色から、“小さなアメリカ紳士”と呼ばれることも。
訓練性能はそれほど高くないものの、ほかのペットや子どもとは上手に付き合うことができる。活発なため、毎日の運動が必要だが、寒さには強い反面、暑さには弱いため、夏場の激しい運動は避けること。
訓練性能が高くないため、無理な訓練は避けるのがベスト。トイレのしつけと、幼児や猫などの動物に対するしつけ以外は、原則叱らないこと。イタズラをしたらこらしめるのではなく、良いことをしたらすかさず褒めてやると良い。