ボーダーコリー ～Border Collie～

抜群の運動能力を持ち、犬の中ではもっとも賢いと言われるのが、ボーダー・コリーだ。かつては牧羊犬として働いていたため、運動能力は抜群。ドッグスポーツ競技会では、常に上位にランクインする姿が見られる。

日本に入ってくるコリーは比較的おとなしく、飼いやすい犬種が多い。その一方で、高い知能を持つコリーはいたずらをしたり、自分がボスになろうとしたりする傾向があるため、小さい時からしっかりとしつける必要がある。

運動とお手入れは十分に行う

ストレスをためさせないためにも、自転車での引き運動やフリスビーなどによる十分な運動が必要だ。また、毛玉ができにくいため、毛の手入れは簡単だが、オスは体臭が強いため、月に1回以上のシャンプーが必要。

ダルメシアン ～Dalmatian～

ディズニーの「101匹わんちゃん」のモデルにもなった、水玉模様がかわいらしい犬がダルメシアンだ。

かつては警備犬や馬車の先導犬として活躍したほどに、すばらしい耐久力と走力を持っている。かたくてなめらかな被毛がひきしまったスマートな体を覆い、その体にある美しい水玉模様が最大のチャームポイントだ。飼い主や家族には快活に接する一方で、警戒心が強いため他人に対しては神経質になることもある。いろんな人や環境に触れさせると良いだろう。

しつけは焦らずじっくり、被毛のお手入れも忘れずに

無理に訓練をさせると、いじけてしまうことがあるため、あまり急がず、時間をかけてしつけると良い。外で遊びながら教えていくと良いだろう。また、美しい被毛を維持するためにも、毎日1回はブラッシングを。