シー・ズー ～Shih Tzu～

顔の毛がライオンのたてがみのように豊富なことから“獅子狗”と呼ばれた、中国宮廷の愛玩犬がシー・ズーだ。

頭を高くもたげる様子に気位の高さを感じるが、その反面、人懐っこく、陽気で活発な性格をしている。そのさまざまな表情の変化が、私たちを楽しませてくれる。ムダ吠えやいたずらが少なく、小型犬としては比較的しつけがしやすい。被毛は長くても短くても良いが、湿気が多い日本では短くカットするケースが多い。

被毛のお手入れと、たっぷりの散歩を

美しい被毛を保つためには、毎日のブラッシングが欠かせない。特に、頭の被毛が目に入らないようにしてあげよう。シー・ズーは外で遊ぶのが大好きなため、散歩はたっぷりさせてあげると良い。

ヨークシャー・テリア ～Yorkshire Terrier～

ネズミを捕るために作られたテリアから、毛色の良いものを選び小型化した結果、“動く宝石”とも呼ばれる、可憐で美しいヨークシャー・テリアが誕生した。

全身はシルク状の被毛に覆われ、くりくりした大きな目と、ピンと立った小さな耳が、愛らしさを引き立てている。性格は活発で気が強く、ムダ吠えや咬みグセはトップクラスだ。人見知りが激しく、他人にはなかなかなつかない面も。トイレなどの基本的なしつけにも、時間がかかるだろう。

被毛の美しさが一番のチャームポイント

美しい被毛がこの犬の最大のチャームポイントだが、生後しばらくは全身が真っ黒で、最終的な毛色は2歳ころにならないとわからない。また、美しい被毛を保つためには、毎日のブラッシングが欠かせない。